2010/10/08

マラソン4日目

6時頃起床。
祐介が朝食を用意してくれる。
前日もそうなのだが、このマラソンに対して本当に協力し、応援してくれているのがとても嬉しかった。

出発、サラリーマンや学生が動き出していた。
住宅地の合間や専修大学の横を抜けて、土祭で知り合った鈴木そのさんと息子の凱に会い(そのさんの職場でご馳走になりに)に青葉台を目指し走る。途中、凱から「○○の前で待っているから!」っと電話をもらう。凱は小学生にしてかなりの電車オタクで、一人で電車やバスを乗りこなす相当頭の良い子だ。会いたいと思ってくれているのがとても伝わり嬉しかった。
青葉台で凱とそのさんの職場でお茶をして、その後、厚着街道沿いをひたすら走る。横を東名が通っているのでいつも見ているICやSAを外から見るのが面白い。車が多く行き交う国道&日陰が少なく暑さが厳しかった。

途中、水を補給したり自販で飲み物を買ったりして水分補給。昼過ぎの2頃、腹が減りすぎたためラーメン屋に入るがクーラーと油で気持ち悪くなり、外で昼寝をしてから走る。夕方前、携帯の充電が無くなってきたので、厚木の図書館で充電&休憩&新聞を読む。

厚木の後は小田原を目指していたけど、時間的につけなさそうなので、大磯くらいまでにはつけるように目的変更。結局、小田原の手前の二宮町で野宿する事になる。途中、小田原に着けなさそうなことを、何か悔しく思ったり、情けなく思ったりしてしまうが、そんなことは問題ではないと後々気付く。嫁には10日でつくように頑張ると言った手前、早くつかないといけないとこの時はなんか焦ってた。
目的は結局走る事でも、早く帰る事でもなく、前進する事だ!

平塚辺りで真っ暗になる。
平塚からは国道一号線沿いを走る。東海道にある一里塚(昔の一里毎に置かれた休憩所)の事を知る。ここから名古屋まで沢山の一里塚と宿場町を目にする事になる。
今までハイライトでしか見た事が無いけど、一号線を走ったおかげで次の箱根駅伝を見るのが楽しみになった。

携帯で調べると大磯グランドホテルの温泉が良いと書いていたので、大磯に到着後、グランドホテルで客のフリをして温泉に入ろうと思って行ってみるが、お風呂の前で厳重な宿泊客チェックをしていて入ることができなかった。洗濯機があったので洗濯だけしてグランドホテルを出て、小田原方面に寝床を探しながら歩く。この時で11時くらいになっていた。
途中、っとある中学校のグランドで全裸になり、ホースで凍えながら汗を流す。
日が変わった頃に、っとある体育館の外の階段の踊り場が人目にもつかず、丁度良さそうだったので、そこで寝ることにして就寝。
寝るときは初日に購入したカッパを下に敷いて、ティシャツを上に掛けて寝る。
夏の終わり、野宿するには寒すぎた。


この日は初めてアテも無く走った。それは結構孤独感のようなものを感じつつ、自由な感じもあったが、寝る所が決まっていないっというのは結構不安な気持ちになる。それでも寝る所は無いしお金も無いので野宿という、選択肢が一つしか無いことはも決まっていた。野宿できる場所を探しながら街を一人で歩くのは面白かった。

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