2010/04/10

僕は明日の今頃死んでいるかもしれない

木村拓也元選手が亡くなった。
突然の悲報に驚き、とても残念で悲しく思います。

僕は特に木村拓也元選手のファンでもカープファンでもなく、アンチ巨人ですが、彼のような派手さはないが堅実な泥臭い選手は大好きだ。投手以外のポジションを全てこなした選手なんて聞いた事がない。彼のような選手がいた事はカープと巨人にとって、とても大きな財産だったのではないでしょうか。僕の野球の知識なんて阪神とオリックスとパワプロレベルだけど凄いことだと思う。

昨年現役を引退し、今年からコーチに転身して間もない試合前の練習中にくも膜下出血で倒れ死去。余計なことなのはわかっていますが、きっといずれ監督になりたかっただろうし、まだまだ子供の成長を見届けたかっただろうし、やりたい事や選手に伝えたかったことも沢山あっただろうし、何より本人が一番思いもよらない最後でワケもわからないまま天国へといったんじゃないだろうか。

死ぬ事に心の準備ができる時なんてあるのかなぁ。
若くしての突然の出来事すぎて、複雑な気持ちになる。

スポーツ選手で健康そうに見える人でさえ、突然倒れ亡くなってしまう。
これは決して他人事ではなく、つい自分には関係ないと思っていないだろうか?
僕も明日の今頃には、倒れているかもしれないし、事故にあっているかもしれない。

そうなった時に自分は何を残す事ができているかだと思ったです。物質的なものや記憶だけではなく、自分の周りの人が不幸にならないことも含めて考えていかないといけなくて、それが一人の大人としての役目でもある気がした。

「1000年生きるつもりで明日死んでも」
とにかく今を全うしなければならないなっと思ったのです。

木村拓也選手のご冥福をお祈り致します。

2 件のコメント:

  1. かりゆし58の「さよなら」の歌詞を思い出したよ。


    命は始まったときから

    ゆっくり終わっていくなんて

    信じない

    僕が生きる今日は

    もっと生きたかった

    誰かの明日かもしれないから


    ご冥福をお祈りします

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  2. >ゴディー
    コメントありがとう。
    かりゆし58ね。
    聴いてみる!

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