2010/05/01

世の中を良くしたい

今日、新入社員の女性が入社してきた。
とても気さくな方でいろんな経験をしてきているようで、話も面白く、良い空気が流れる予感。

話の流れで「何をしていきたいっというか目標みたいなものがあるんですか?」っと訊ねたところ
「世の中を良くしたいんです。まだその手法がわからないのですが...」っと答えられた。

なんかハッとした。
うまくいえないんですが、僕もそうなんだと思う。
自分のしたいことなんてあって無いようなもので、結局は誰かに喜んでもらえたり、自分の子供の為に良い環境を残していきたかったり、自分の根源にあるのはそういった事だと思う。

ただ、例えば環境保全、サスティナブルな○○や町づくりという事を掲げてしまうと、僕には何か腑に落ちない部分があって、一体それらは何なんだろうと思う。

現在、僕の関わっているヒジノワという団体もそうで「まちづくり」「益子らしい暮らし」「未来」「持続可能」というフレーズがコンセプトになっているのですが、それ自体まちづくりって何なのか?益子らしいって関西人の僕に何をすれば益子らしいのか?未来って今のことだよなとか?どうすれば持続可能な町になるのか?と自問自答しながら活動している。

何となく言わんとすることは分かるし、そうだよね大切だよねっと思うのですが、具体的にどうすれば益子らしいのか?どうしたら未来につながる持続可能な活動になるのか?が分からない。そんなことを代表者が言ってどうするっと思うのですが、本当に分からない。具体的な手法と明確な答えが無ければ、そういった言葉はただのきれいな言葉で終わってしまうような気がしています。

だからそんな事を考えながら、一先ず、楽しく、人と人が繋がる活動にしていこうと考えています。


僕も世の中を良くしたいと思うが、それは自分が楽しむ事での結果でしかない気がしている。
自分だけが楽しいなんてありえないから、関わっている周辺の人たちにも楽しいというか認めてもらいながら活動して、あわよくば同じイメージを共有して。

まずはヒジノワを楽しめる場所にしなければならないし、ヒジノワの活動が益子を揺さぶるような楽しさを波及させたいな。

2 件のコメント: