2010/09/28

マラソン3日目

帰省マラソン2日目。
小山から浦和まで走る。約55kg程の距離。
天候は曇りのち晴れ。昼頃から暑かった。

朝5時過ぎ頃に起床。
前日のお酒が少し残っている。人の金だと思って調子に乗りすぎちゃったみたい。
準備とストレッチをして、下に降りるとぼっちゃんのお母さんがご飯を用意してくれていた。シャケと目玉焼きに白いご飯の朝食に、お昼用のおにぎりも持たせてくれる。雨を心配したり、なんやかんやと気にかけてくれている姿を見ると息子になった気分になる。
心づかいに感謝。

天気は晴れ、前日の雨のおかげで涼しい気候の中スタート。
小山から新幹線の高架下を主に走ったので、日陰を走ることができ楽勝楽勝〜。っとつかの間足の動きが悪くなる。10kmもしないうちに歩き出し、歩いては走って、走っては歩いて、歩いては歩いて...。
公園や役場(役場には給水機が大体あるので、絶好の給水ポイントであることを発見!)で水を汲みながら、休憩をしっかり取りながら走る。
多摩川を超えた橋の下で、昼食&昼寝。


久喜駅で駅のホームを見る。いつも東京に行く際に見ていたホームを外から見ていることがとても不思議な気分だった。その少しあと、東北道の蓮見SAの看板を見て同じことを思う。いつもは飛ばして見ている景色の中からその風景を見ていると、その壁の向こう側がこうなっているのか!?とか、こんなものがあるんだっと、当たり前なのかもしれないけど、時間と体力を掛けて見る風景と車や電車で飛ばしてみる景色では見え方も感じ方も違うので、気付くことが多いことを体感。
景色の中からいつもの電車を見る。電車から僕を見ている人はいるのかねぇ?人は見えないけど電車は見え、電車の音、踏切の音、車の音が入り交じる。なんとない風景だけど、忘れがたい感覚だった。

とても早いスピードの中では見落としている風景が沢山ある。時間をかければ良いというワケじゃないだろうけど、元は何でも時間は掛かるものだったことに気付く。どんなに急いだって100kmも200kmも進めない。トラックが行き交う国道を歩いていると、皆せかせかしているように見える。普段はそんな風に見えなかったけど、歩いているだけで風景は変わるもんだ。


夕方、さいたま市に入り、浦和までもう少し、あとどのくらい、コモチの家で休もう、ご飯をごちそうしてもらおう、そんなことばかり考えていると気持ちがしんどくなってきた。自分でしんどいことを選択しているのに何故楽をしたがるんだろうか?答えは疲れてきたから。
一歩進むことだけを考えよう、っと言い聞かせながら、早くつきたい疲れたという自分との葛藤。
今となっては笑えるけど、この時ばかりは股擦れもひどく(ほーんとうに痛くて、お尻の割れ目が被れていたような、ミミズ腫れしているような感じだった。)、足も筋肉痛、足の裏に小さな水ぶくれが出来ていたり...。この先、無事つけるのかと不安になったのは後にも先にもこの時だった。でも不安になったかと思えば、体がキツいのと、横をびゅんびゅん行き交う車を見ていると「俺なんて馬鹿なことしてんやろ!?」っと笑けてきた。笑けてきて、お馬鹿な自分がとても素敵やな〜っと愛おしくなる。痛い!
体の限界なんて気持ちの問題で、後少しやと思うといきなり全力で走ってみたり、どれだけ走れるか走ってみたり、気合いを入れるため「ぐぅぁー!いぐどぉー!」とか叫びだし、タオルで顔を隠しながら冷たい視線をすりぬけたり、おかしくなっていた。そんな感じになったころに北浦和の駅に到着。

大学時代の友人のコモチと合流。駅前で待ってくれているコモチをみるとホッとした。
股擦れがひどかったので薬局で塗り薬と生理用ナプキンを購入。ナプキンはコモチにおごってもらった(笑)。最近彼女が出来たらしいので、必要なさそうなナプキンは彼女の為に残しておきました。
ご飯を駅前のチェーン店らしき定食屋でご馳走になる。その後コモチの家にお邪魔し、PS3のウィニングイレブンを対戦した。大学の時よくなーんか久しぶりな感じが楽しかった。
お風呂を頂き、就寝。

コモチの部屋は相変わらずきれいで、整理整頓が素晴らしかった。
俺がグダグダしている間に洗濯物を干してくれて、自分のベットまで提供してくれ、朝起きたらコモチはフワフワクッションの上で寝てくれていた。アホな俺の体を気遣ってくれたことに感謝。

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