2009/06/20

まんちゅー

大阪でアーバンリサーチで働いていたときの友人中馬さんが遊びに来てくれた。
1泊の予定が2泊。ノリは大切だなぁと改めて実感。


黒陶の植木鉢を生産している横田さん、アーティストの仲田智さん、元スターネットの高橋さんのレストラン「mikumari」、家具作家の高山英樹さん、そして益子町役場に秋に開催される土祭のミーティング、その後再び高山家。
僕が真面目に伺って、繋がって、遊でという感覚で昨年から始まった「サダツアーズ」というものがあって、そんなノリで益子とその周辺を案内。しゃべりすぎて睡眠時間3時間、飲みすぎによる2日酔いという最悪のコンディションでしたが、無事に案内終了。


中馬さんは面白い、というか自分と感覚が重なる部分がすごくあって気が合う。
僕がアーバンリサーチで勤めていたのは3ヶ月程だが、入社して3日目には「サダ君とは10年、20年経っても付き合っているんだろうなぁ」という事を言われた。その時自分も同じ事を考えていた。気持ち悪い。そんな中馬さんをずっと連れて行きたかった場所に案内し、会わせたかった人達に紹介できた。


ただ素敵な場所に行って、素敵な人に会って、素敵でしょって思い出づくりがしたいたいのではなく、その人に会ってもらう事で何を感じてもらえるか、自分が伝えたかった事を理解してもらいたいということを、自分の中で明確に持っていなければ楽しいだけで終わってしまう。
ただ楽しいだけという事をするのは簡単だ。


特に中馬さんには東京や大阪を行ったり来たりしている中では見えない部分に触れてほしかった。いろいろ行く中で見えた部分やそれぞれの感じた部分を何とか形にしていきたいと思っていて、今回はその入口。結局、雑誌や本、ウェブといった某体で何かを伝えていることは、実際に感じるという行為には劣る。

人に伝わるものとは何かを考えた時、100%の気持ちだと思う。
D&Dのナガオカケンメイさんのブログなんてその一例で、何かを伝えようとしたり、取材したりというよりは、自分はこう思っている感じたって部分を日記としていて、よくあるコーディネートされた素敵な記事や情報よりも、ストレートに伝わる。リビングワールドの西村さんのサイトもそうで感じる部分、共感したい部分がたくさんある。
そういった視点で見るとブログやウェブって、フィルターを掛ける事なく情報を発信できる素晴らしいメディアだと思うのです。


僕は自分と価値観を共有できる人達と話し合い、感じたシーンをたくさんの人と共有できないかと考えていて、まずは実験的にサイトを作ろうとここ半年ずっと思っているのですが、なかなかできなくて、ようやく中馬さんと最初のスタートラインを引いた感じ。
まだスタートすらしていない(笑)。


こんなペースでいつになる事やら。
ただ、面白い場所を作りたいと思っています。


中馬さんの面白そうと思う事には、すぐに反応するノリとフットワークがすごく良い。
高山家でのノリと馬場さんからの電話がきっかけで、当初は予定していなかった、この秋益子で開催されるアートフェス「土祭」のミーティングにも参加。古い建物を改装しギャラリーにするプロジェクトのボランティアメンバーに俺と美幸、たまたま東京から遊びに来ていた中馬さんが祭りに参加するのが面白くて、意味がわからない(笑)。
昼間に会ったアーティストの仲田さんと家具作家の高山さんに、中馬さんが一緒になって、8月に皆でペンキ塗りと土間作り。縁ってこういった事なんでしょう。


僕は人と人、人と場を繋げたり、結び付ける事がすごく大切で、何かが生まれる表れる瞬間ってそういったところにあるんじゃないかと思っている。
少なくとも今回は新しい繋がりが生まれた。続いていくか行かないかは別として。
皆濃い人達ばかりだから面白い形に発展していけばいいな。


これからどうなっていくのでしょうか。

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